「対話」がはじまるとき―互いの信頼を生み出す 12の問いかけ
- 作者: マーガレット・J・ウィートリー,浦谷計子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2011/03/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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※社内メールマガジンに書いた文章を修正したものです
「対話」について書かれた本はたくさんありますが、この本は比較的平易で、 かつ深いことが書かれていると思います。
最初の章は、対話の力と大切さ、そして対話のルールについて。特に「何かを変えたかったら、まわりの人と話すことから始めましょう」というのは本当にそうだと思いました。そのシンプルなプロセスが大きな影響の輪に広がっていくかもしれないのです。
「対話のきっかけ」の章では、対話の核となる12の問いが書かれています。 かなり抽象的な問いが多いのですが、目にとまったものに意識を向けながら人と話をすると、対話を深める助けになるかもしれません。
中でも「恐れを乗り越えられますか?」というのは、折にふれて自分たちに投げてみたい問いで、仕事にも通じるものだと感じました。
全体的に、理屈に頼りすぎず、いたずらにスピリチュアルな感じになることもなく、 楽に読める本です。